50代になると、クレジットカード選びもちょっと変わってきます。
若い頃みたいに「とにかくポイント還元率!」というより、旅行やホテル、保険なんかも含めて「年会費を払ってでも持つ価値があるのか?」が気になるところ。
そこで今回気になったのが「JCBゴールド」です。
年会費は11,000円(税込)。無料カードがいくらでもある中で、毎年11,000円払うだけのメリットはあるんでしょうか。
私自身、「ゴールドカードって結局、何がお得なん?」というところから、50代会社員の目線で調べてみました。
そもそもJCBゴールドってどんなカード?
JCBゴールドは、日本発の国際カードブランド「JCB」が発行するゴールドカードです。
年会費は11,000円(税込)。
ゴールドカードなので、単に買い物でポイントを貯めるだけではなく、空港ラウンジや旅行保険、ホテル関連のサービスなどが用意されています。
ただ、ここで気になるのが「そのサービス、本当に使う?」というところ。
特典がいくら豪華でも、自分が使わなければ年会費11,000円はただの出費です(笑)。
そこで、50代の会社員が実際に使いそうな特典を中心に見ていきます。
JCBゴールドで気になったのが「HoteLux」
JCBゴールドで個人的に「これは面白いな」と思ったのが、ホテル予約サービスの「JCB Premium Stay Powered by HoteLux」です。
HoteLuxは、世界4,000軒以上のラグジュアリーホテルなどを予約できる会員制のホテル予約サービス。
JCBゴールド会員は「Elite」の会員資格を無料で利用でき、ホテルによっては朝食無料、客室アップグレード、アーリーチェックイン・レイトチェックアウト、最大US200ドルのホテルクレジットなどの特典があります。
そして、私が一番気になったのがホテルクーポン。
JCBゴールドでは年間10,000円分(5,000円×年2回)のホテルクーポンがもらえます。
年会費が11,000円なので、「ホテルに泊まる人なら、これだけでも結構ええんちゃう?」と思いました。
もちろん、クーポンを使うためだけに高いホテルに泊まったら本末転倒です(笑)。
でも、もともと年に何回か旅行する50代なら、かなり使い道のある特典だと思います。
HoteLux「Elite」は本来、年会費349ドル
ここで「ちょっと待てよ」と思ったのが、HoteLuxのElite会員の年会費です。
JCB公式サイトによると、HoteLuxのEliteは通常年会費349ドル。JCBでは1ドル150円換算で約52,350円相当として紹介されています。
それがJCBゴールドを持っていると、追加料金なしで利用できます。
さらにJCBゴールドには、年間10,000円分のHoteLuxホテルクーポンも付いています。
JCB公式では、Elite会員資格とホテルクーポンを合わせて約62,350円相当と紹介しています。
もちろん「6万円以上得する!」と単純に考えるのはちょっと違います。
HoteLuxを使わない人にとっては、52,350円相当と言われても価値はほぼありません(笑)。
逆に、年に何度かちょっといいホテルに泊まる人なら、JCBゴールドの年会費11,000円を見る目はかなり変わってきます。
空港ラウンジが無料。旅行好きなら地味にうれしい
旅行するとき、意外とありがたいのが空港ラウンジです。
JCBゴールドなら、国内の主要空港とハワイ・ホノルルの対象空港ラウンジを無料で利用できます。
私の場合、空港では早めに着いてしまうこともあるので、搭乗まで座ってゆっくりできる場所があるのは結構ありがたい。
ラウンジによって内容は違いますが、ソフトドリンクやWi-Fiなどが利用できます。
ただし、ここはちょっと注意。
JCBゴールドで無料になるのは、基本的に対象の「カードラウンジ」です。
ANAラウンジやJALのサクララウンジが無料になるわけではありません。
また、海外では「ラウンジ・キー」も利用できますが、こちらは無料ではなく、1回US35ドル(一部の代替ラウンジ飲食店はUS27ドル)です。
「ゴールドカードを持ったら世界中のラウンジがタダ!」と思っていると、ちょっと違います(笑)。
それでも国内旅行を年に何回かするなら、空港での待ち時間をゆっくり過ごせるのは、50代にはなかなか嬉しい特典だと思います。
旅行保険は充実。でも「持ってるだけ」ではダメ
50代になると、ポイント還元率だけじゃなく「もしものときの補償」も少し気になります。
JCBゴールドの旅行傷害保険は、傷害による死亡・後遺障害の場合、海外最高1億円、国内最高5,000万円となっています。
海外旅行では、ケガや病気の治療費用についても補償があります。
「おお、1億円も付いてるんか。さすがゴールド」
と思ったんですが、ここには大事な注意点があります。
カードを持っているだけで自動的にすべての旅行が補償されるわけではありません。
旅行代金や対象となる交通費などをJCBゴールドで支払うことが、保険適用の条件になります。
ここ、知らずに「ゴールドカード持ってるから旅行保険は大丈夫!」と思っていたら危ないところでした(笑)。
さらに、航空機が遅れた場合の食事代や宿泊費、預けた荷物が遅れたり紛失した場合の費用を補償する「国内・海外航空機遅延保険」も付いています。
旅行に年何回か行く50代なら、こういう「何かあったときの安心感」もJCBゴールドの価値のひとつだと思います。
使い続けると「JCBゴールド ザ・プレミア」を狙える
JCBゴールドには、もうひとつちょっと面白いところがあります。
それが、招待制の「JCBゴールド ザ・プレミア」です。
通常の招待条件は、JCBゴールドのショッピング利用額が、
2年連続で年間100万円以上
または
1年間で200万円以上
のいずれか。
条件を満たすと、JCBから招待を受けられる可能性があります。
ザ・プレミアになると、JCBゴールドのサービスに加えて、プライオリティ・パスなどの上位サービスが利用できるようになります。
「別に上のカードなんかいらんやろ」
……と思いつつ、こういうのを見るとちょっと狙ってみたくなるのが人間です(笑)。
JCBゴールドを単なる支払い用カードとしてではなく、使いながら上位カードを目指せるカードとして楽しめるのは、JCBならではの魅力だと思います。
ただし、ザ・プレミアにはJCBゴールドの年会費11,000円とは別に、通常5,500円のサービス年会費があります。年間100万円以上のショッピング利用など所定の条件を満たせば、このサービス年会費は無料になります。
JCBゴールドの「ここはちょっと気になる」ポイント
ここまでJCBゴールドの良いところを見てきましたが、もちろん「誰にでもおすすめ!」というわけではありません。
まず気になるのが、2年目以降は年会費11,000円(税込)がかかること。
年1回使えば無料、年間100万円使えば無料、といったカードではありません。普通に11,000円かかります。
なので、旅行もしない、ホテルにも泊まらない、空港ラウンジも使わないとなると、「この11,000円、何に払ってるんやろ?」となる可能性があります(笑)。
もうひとつはポイント還元。
JCBゴールドは通常、200円(税込)の利用につき1 J-POINTが貯まり、1ポイントは最大1円相当で使えます。
つまり通常利用だけを見ると、基本的には0.5%相当。
優待店ではポイントアップがありますし、年間利用額に応じたボーナスポイントもありますが、「どこで使ってもポイント還元率がめちゃくちゃ高いカード」というわけではありません。
だからJCBゴールドは、ポイントだけで元を取ろうとするより、HoteLux・ホテルクーポン・空港ラウンジ・旅行保険などを含めて価値を考えるカードだと思います。
このあたりは、「年間100万円使うならどうなの?」という視点で、三井住友カード ゴールド(NL)などとも比べてみたいところです。
結局、JCBゴールドは50代会社員におすすめ?
ここまで調べてみて、私の結論は、
「旅行やホテルを楽しむ50代会社員なら、JCBゴールドはかなりアリ」
です。
年会費11,000円だけを見ると、正直ちょっと高い。
でも、HoteLuxのElite会員資格、年間10,000円分のホテルクーポン、空港ラウンジ、旅行保険、さらにJCBゴールド ザ・プレミアを狙えることまで考えると、単なる「ポイントを貯めるカード」とはちょっと違います。JCB公式でも、HoteLuxのElite資格とホテルクーポンだけで約62,350円相当の価値として紹介されています。
ただし、ここは大事。
HoteLuxを使わない。旅行もしない。空港ラウンジも使わない。
という人なら、年会費11,000円を払ってまでJCBゴールドを持つ必要はないかもしれません。
私自身、調べる前は「ゴールドカードって、色が金色になって保険がちょっと良くなるくらいちゃうの?」くらいに思っていました(笑)。
でも調べてみると、JCBゴールドはホテルや旅行の特典を使ってこそ面白いカードという印象に変わりました。
一方で、年間100万円くらいカードを使う人なら三井住友カード ゴールド(NL)も気になりますし、年会費を抑えながら旅行特典を使いたいならセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードも候補になります。
……結局、また調べるカードが増えました(笑)。
次はこのあたりも比べながら、「50代会社員なら結局どのゴールドカードが使いやすいのか?」を研究してみたいと思います。
※カードの年会費・特典・保険・サービス内容は変更される場合があります。申し込みや利用の際は、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
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